大規模火災時の水運搬

消防用水などの確保に向けて協定を結んだ大島地区消防組合消防本部の屋島寿郎消防長(左)と奄美大島生コンクリート協同組合の尾﨑英哉理事長(25日、奄美市名瀬)

ミキサー車活用で協定
大島地区消防組合

 全国各地で発生する大規模火災を受け、大島地区消防組合と奄美大島生コンクリート協同組合は25日、発災時の消防用水などの確保に関する協定を結んだ。要請に応じて、火災現場までコンクリートミキサー車による消火に要する水を運搬する。

 協定は火災、特に水利確保が困難な山林火災などの発生に備え、飲料水を除く生活用水や消防用水の供給に向けて協力を仰ぎ、災害対応を図ることが目的。奄美群島の消防本部との同協定締結は徳之島地区消防組合(2017年)、沖永良部与論地区広域事務組合(2018年)に続き3例目。

 同日、奄美市名瀬の大島地区消防組合消防本部で協定締結式があり、同本部の屋島寿郎消防長は「今後も防災に関わる関係を構築し、地域住民の安全安心に尽力したい」、同協同組合の尾﨑英哉理事長は「火災をなくし、被害を最小限にできるよう、可能な限り協力する」と話した。

 同消防組合は3月2日にも北大島コンクリート工業㈱(龍郷町)と同協定を締結予定。