奄美市でテニスクリニック

一流選手の技や心構えを指導する坂井利郎さん

 

 

クリニックには徳之島ジュニアテニスクラブのメンバーも参加した

 

 

 

一流の技と心構え学ぶ
坂井利郎さんが伝授

 

 

 奄美大島で合宿中の「日本工学院八王子専門学校スポーツカレッジ・テニスコース」によるテニスクリニックが28日、奄美市の名瀬運動公園庭球場であった。講師は、同部総監督で日本テニス協会名誉副会長を務める坂井利郎さん。奄美大島、徳之島の小学生から一般の40人が参加し、トッププロの技や一流選手の心構えを学んだ。

 坂井さんは選手時代、デビスカップや全英、全米などで活躍し、3年連続で日本ランク1位に輝いた名手。引退後は同協会役員やデビスカップ代表監督を歴任し、2021年には旭日双光章も受章している。

 クリニックは、合宿の一環で2017年に始まった。この日は、同部のコーチや学生26人も加わり一緒に指導にあたった。坂井さんはあいさつで「テニスはうまさより気持ちが大事。一つでも新しい発見をつかんでほしい」と呼び掛けた。

 クリニックは、坂井さんが自らラケットを握りフォアやボレーなどを指導。「打った後は(ラケットを)早く引く」「ボールの勢いを見極めるため目線は低く」などとアドバイスを送り、一流になるための心構えについては「我慢と粘りが大切だ」と説いていた。

 グループ練習では、ボールに手をかざして距離感を計る基本動作も実践した。徳之島ジュニアテニスクラブで岡前小5年の杉本亜優さん、兼久小5年の吉垣こなつさんは「自分に足りないところを見つけたくて参加した。足の回転が速くなれるように頑張りたい」と話していた。

 クリニック後は学生との交流試合も楽しんだ。