沖高生6人を海外派遣

台湾に派遣される沖永良部高校の生徒ら(3日、沖永良部高校)

台湾來義高校と交流
出発式で抱負 「積極的に行動したい」

 【沖永良部】台湾來義高校との国際交流プログラムの派遣団出発式が3日、沖永良部高校であった。8~14日の日程で、沖高2年生6人を台湾南部にある屏東県の來義高校へ派遣し、現地の高校生と交流する。

 沖高による国際交流プログラムの実施は今回が初めて。農業体験や異文化交流などを通して、国際的な人材の育成や沖高の魅力化を図る。派遣費用として沖高教育振興事業50万円を活用した。

 派遣先の來義高校とは、2023年度県教委主催の「教室から世界へ!かごしまグローバルクラスルーム事業」をきっかけにオンライン交流を続けてきた。また、鹿児島県と台湾屏東県は、24年1月に「交流協定(MOU)」を結んでいる。

 派遣期間中は、來義高校の宿舎で寝泊まりしながら、生徒の大部分を占める台湾原住民のパイワン族の文化に触れる。校外研修もあり、日本と台湾のつながりを知ることができる「二峰?(にほうしゅう)」と呼ばれる地下ダムの見学も予定している。

 出発式で德留健作校長は「高校生の時期に異文化を体験することはとても意義がある。いろいろなことにチャレンジしてほしい」と呼び掛けた。

 沖高2年の長野咲恵さん(17)は「笑顔や礼儀を大切にしながら、お互いの理解を深め合えるよう自分から積極的に行動していきたい」と抱負を語った。

 派遣報告会を3月23日に開催する。5月には來義高校の生徒17人と教員3人が沖高を訪問する予定。