奄美でも祈りのハーモニー

ピアノ演奏に合わせ、復興支援ソング「花は咲く」を合唱した

ストリートピアノ演奏 100人が被災地復興願う

 東日本大震災の発生時刻に合わせ、犠牲者に鎮魂の祈りを届ける追悼イベント第15回「ストリートピアノでつなぐ祈りのハーモニー」(同実行員会主催)は11日、奄美市名瀬のAiAiひろばであった。北海道から沖縄の11道県24会場で開催された一斉イベント。奄美市会場には約100人が来場し、東北方面に黙とうを捧げ、復興支援ソング「花は咲く」などを合唱し、被災地の復興を願った。

 セレモニーは、2011年に鹿児島市の鹿児島中央駅一番街で行われたのが始まり。復興の象徴であるストリートピアノを演奏し、震災のあった時刻に全国一斉で行うもの。同実行員会の保宜夫委員長は「奄美から東北に向かって、被災された人の鎮魂や一日も早い復興を願いながら過ごしましょう」などとあいさつした。

 午後2時46分、市役所のサイレンが鳴り響くと、東北の方向に向かい全員で黙とう。前田和美さんの指揮及び福田えみ子さんのピアノ演奏のもと、合唱団「クール・ド・ナチュール」とともに、来場者らは「ふるさと」「花は咲く」を合唱した。

 同合唱団のミニコンサートも行われ、宮原海さんも特別出演。全14曲を来場者は楽しむとともに、最後には再度「花は咲く」を全員で合唱し幕を閉じた。

 演奏を終えた、福田さんは「来場者とともに同じ方向を見て演奏できて良かった。東北の人たちに大切な思いを伝えたいという気持ちで演奏した」と語った。