今春も好評だった「春の苗もの市」=20日、天城町農業センター(町提供)
健全苗に人気
天城町農業センター
【徳之島】天城町農業センター(同町瀬滝、黒橋由加里所長)で20日午前、恒例の「春の苗もの市」が開かれ、町内外から家族連れなど約350人が来場。地元で育てられた野菜や花木類の苗が並び、来場者は家庭菜園用などに買い求めた。
苗もの市は、町内で生産された夏栽培向けの野菜や草花、花木・果樹の優良苗を直販し、自給野菜栽培を通じて農業への関心を高めることを目的に開催。農業研修生ら同センターと町内の育苗農家らが育てた苗類を持ち寄って安価で販売。秋と春の年2回実施され、今春で11年目となる。
会場の育苗ハウスには、一番人気のスイカやミニトマト、カボチャ、キュウリ、ナス、ピーマン、トウガラシ、オクラ、ズッキーニなど多彩な野菜苗が並び、マリーゴールドやジニアといった草花類の苗も人気を集めた。午前9時の販売開始前から来場者が長蛇の列をつくり、町側は混雑緩和のためハウス内への入場制限を行う盛況ぶりだった。
友人の分も含めミニトマト苗などを購入した徳之島町内の60代女性は「苗が丈夫で育ちが良い。毎年楽しみにしている」と笑顔で話した。スタッフの一人・町農政課の上岡久人課長は「朝8時頃から行列ができるなど、多くのリピーターたちに支えられています。人気の理由は丁寧に育てた健全な苗にあると思う」と語った。

