東京の高校生、波田野さん(右から2人目)と意見交換した沖高生ら(10日、知名町)
東京の高校生、波田野さん来島
沖高生と座談会
【沖永良部】東京都の高校1年生、波田野優さん(15)が10日、沖永良部高校を訪れた。沖高の1年生3人と座談会を開き、島の課題や将来の夢について意見交換した。
波田野さんは、2024年1月に発生した能登半島地震の被災地、石川県珠洲市の様子を知ってもらおうと、25年に現地を訪れ、見聞きした内容を手作りの新聞にまとめ販売した。新聞の代金は被災地支援に充てられている。
この活動を知った沖高の德留健作校長が波田野さんに連絡を取り、来島が実現した。
座談会には、沖高1年の山田博志さん(16)と野瀬満鶴さん(同)、福井梨央奈さん(同)の3人が参加。島の課題である人材不足や空き家問題、教育環境などをテーマに意見を交わした。
将来の夢や進路についても語り合った波田野さんは「同世代から、いま頑張っていることやその原動力を聞いて、私も頑張らないといけないと思ったし、勇気が湧いた」と語った。
また、波田野さんは、小学生の頃から関心を持っている「子どもの権利」に関する問題に触れ「これまでは、子どもの権利を保障することが国で重視されてこなかった。人権の中でも基盤となるものだと思っている」と述べた。
参加した山田さんは「同じ年の人が、多くの人を巻き込んで行動していることに尊敬した」。野瀬さんは「波田野さんの話を聞き、知らないことがたくさんあった。いままで興味がなかったことにもアンテナを張っていきたい」と話した。

