不燃処理、復旧めど立たず

不燃ごみ処理(リサイクル)施設火災で復旧のめどが立たない徳之島愛ランドクリーンセンターの仮置き場=23日、伊仙町目手久

 

 

粗大ごみ手数料アップ
徳之島愛ランド広域連合議会

 

 

 

 【徳之島】徳之島愛ランド広域連合議会は23日、徳之島町役場・町議会本会議場で定例会を開いた。高岡秀規連合長(同町長)が、徳之島愛ランドクリーンセンター一部焼損の出火原因視される充電式小型家電の分別徹底の強化など含め2026年度基本方針を説明。ごみ処理手数料に関する条例の一部改正、25年度一般会計補正予算、26年度同当初予算の3議案を可決した。

 26年度基本方針で高岡連合長は、クリーンセンターについて、延命化の基幹的設備改良工事(23~25年度)が終了し、二酸化炭素排出量の3%削減を目標に安定操業を推進。ごみ処理と安全管理面では「昨年末の火災の影響で、現在も燃やせないごみの処理復旧(修繕)のめどが立っていない深刻な状況」。職員の安全と施設を守るため、特に充電式小型家電(リチウムイオン電池内蔵)の混入防止、種類別の仕分けなどを島民に強く要請する。そして関係3町(徳之島町・天城町・伊仙町)と連携し、「可燃ごみ2千㌧削減」の大きな目標達成に尽力する。

 火葬場「ゆくい堂」(徳之島町亀津)の環境整備については、これまでの駐車場や待合所の整備に加え、26年度は設置型エアコンを整備して利用者の負担を軽減。行政サービスの質の向上のため「葬儀業者と連携し、遺族に寄り添った運営と、施設の定期的な更新を行う」方針も示した。

 同広域連合一般廃棄物処理施設の設置及び管理に関する条例の一部改正では、家庭から排出された一般廃棄物の処理手数料のうち、▽「粗大ごみ10㌔㌘につき100円」を「同250円」に▽「小動物死体10㌔㌘につき500円」を「同1頭につき500円」に▽「金属入りソファー、マットレス及びそれに類するものの解体費用(重量に応じ、別途粗大ごみ料金も納入)、1台につき1000円」と▽指定袋1枚につき「燃やせないごみ袋(特小)15円」を追加(同日施行)した。

 同広域連合の25年度一般会計補正予算(第4号)は計1791万円を減額、歳入歳出それぞれ総額34億3819万3千円。同26年当初予算は総額7億6639万7千円(前年比77・3減)とした。