別府さん(中央右)のガイドで潮だまりの散策を楽しむ親子たち
別府さん講師に磯歩き 25年度閉講式も
手熟師会子ども講習会
奄美手熟師会(岬眞晃会長、講師15人)主催の2025年度最後の「子ども講習会」及び「閉講式」が22日、龍郷町のビラビーチであった。この日は、写真家の別府亮さんを講師に磯歩き。親子らは引き潮で表れたリーフ(岩礁)を歩き、潮だまりに潜む不思議な海の生物との出会いを楽しんだ。
春先の3~4月にかけては潮の干満差が大きくなる時期。岩礁に取り残された潮だまりには、普段では観察できない貴重な生物が多くみられるという。
この日は干潮に合わせた午後1時に講座がスタート。親子らはムシ採り網などを手に潮だまりをのぞき見ながら、ウミウシやヤドカリ、ヒラムシを見つけては歓喜の声。恐る恐る手に取ったり、感触を確かめたりと、奇妙で神秘的な生態に親しんでいた。
磯歩きの後は閉講式があり、岬会長が修了証書である手作りの絵はがきセットを受講生一人一人に贈った。最後は豚汁も振る舞われ、海歩きで冷えた体を温めていた。
龍瀬小4年の村上泰佑君(10)は「見たことのない生き物がたくさん見られて楽しかった」と笑顔。今年度は3、4講座に親子で参加し、「陶芸や竹とんぼ作りが印象に残った。来年度は工作系がうまくなれるように頑張りたい」と話していた。
25年度は全12講座が開講。21家族46人が1年を通して手業を学んだ。

