受賞学生らにエール

受賞者たちと記念撮影に臨む大江さん(前列左から1人目)

理工系学生 論文コン授賞式で大江さん

 【東京】理工系学生科学技術論文コンクールの授賞式がこのほど、千代田区のホテル、アルカディア市ヶ谷であり、審査委員長を務める、蒸留技術の第一人者で元東京奄美会会長の大江修造さん(87)が、出席した。大江さんは、式で総評を述べるとともに未来を担う若者へエールを送った。

 元東京理科大学教授(理学部応用化学科)で、蒸留の専門家でもある大江さんが出席したのは「第26回理工系学生科学技術論文コンクール」(日刊工業新聞社、モノづくり日本会議共催)。文部科学省、国立高等専門学校機構が後援、三菱商事、kracieが協賛となっている。

 「科学技術と日本の将来」をテーマに、全国の理工系大学生、大学院生、高等専門学校生、43校、63編の応募があった。入賞15篇から、最優秀賞・文部科学大臣賞、優秀賞、特別賞に6編が選出された。

 日刊工業新聞社代表取締役社長の神阪拓さんがあいさつ。続いて大江さんが登壇し、「時代の変化にかかわらず、学生の熱い思いに触れることができるのは審査委員一同にとって大きな喜び、今回は従来の論法に加えAI(人工知能)を活用しさまざまな課題の解決を試みた論文が多く見られた」と講評し、受賞した論文6編について解説した。大江さんは、審査委員長に就いて10年以上になる。

 受賞者は次の通り。(学部・学科・学年、敬称略)

 最優秀賞・文部科学大臣賞=西田大連(徳島大学)▽優秀賞=大原楓(奈良女子大学)、杉原大樹(早稲田大学)▽特別賞=川瀬大輝(東京科学大学)、橋本康生(鹿児島工業高等専門学校)、光廣奈津子(埼玉県立大学大学院)