天城町立にしあぎな学園三京分校の唯一の新1年生となった渡邉由羅ちゃん(担任と)=9日、天城町
新入生4人が新たな一歩
徳之島・天城町
【徳之島】大島地区唯一の義務教育学校として4月に開校した天城町立にしあぎな学園(浦村正幸校長、旧西阿木名小中)の2026年度入学式が8日、同三京分校では9日にそれぞれあった。本校では新1年生2人と7年生(中学1年)1人、三京分校では1年生1人の計4人が入学し、新たな歴史とともに学園生活をスタートさせた。
うち、世界自然遺産エリアに連なる丹発山(たんぱつやま)の裾野の新緑に囲まれた同三京分校(前期課程1~6年生計5人)には、東京都世田谷区から山海留学生として渡邉由羅さん(6)が入学。式には関係者を含め約35人が出席し、由羅さんは終始緊張した表情で式に臨んだ。
浦村校長は式辞で「第1回の入学式を迎えられたことに感謝。1人での入学に不安もあると思うが、上級生や先生、地域が見守っている。自分で決めたことを最後までやり抜く、光り輝く『三京っ子』になってほしい」と激励した。
児童代表として歓迎の言葉を述べた6年生の深澤世雄さんは「三京分校は自然豊かな宝物のような学校。広場で遊んだり、川で魚を捕まえたり、一緒に楽しく過ごしましょう」と呼び掛けた。
式後、由羅さんは「ダンスや勉強をがんばり、お友達とも仲良く遊びたい」と笑顔で話した。父の裕磨さん(32)は「昨年10月に家族で初めて来島し、体験入学。子どもがこの学校に行きたいと希望し、移住を決めた」と経緯を語った。
ほか、同分校には千葉県からの留学生・中谷航太君(5年)が編入した。
同学園の開校式は15日午前11時から本校で行われる。

