東京堂の泉力代表取締役(右)と名刺を交換する金久中学校3年の與司志さん(13日、奄美市名瀬)
金久中生徒が名刺交換から計画書作成まで
奄美大島商工会議所
奄美大島商工会議所(有村修一会頭)は12日、奄美市名瀬の金久中学校の生徒を受け入れる職場体験学習を行った。14日までの3日間で、3年の與司志(つかさ)さん(14)が体験研修生として参加。地元企業の支援など地域振興を目指す取り組みを名刺交換から計画書作成まで、実地体験を通して学んでいく。
同中学校が3年生を対象に行うキャリア教育の一環。同商議所による職場体験の受け入れは今回が初めて。会員事業者に「持続可能な人材確保につながる重要な機会」として協力を呼び掛け実現した。
体験学習のテーマは、▽あいさつとマナー▽商工会議所の役割▽創造する楽しさ―の3点。初日の12日は、ビジネスマナーを学び、総会資料の準備、発送作業などを経験した。
13日は「地域を知る」を目的に「外勤」を実施。奄美市名瀬の市役所や中心商店街の4店舗を訪問。文具店の東京堂では、泉力代表取締役(61)が集客方法や店舗の導線など、実務内容を詳しく説明。與さんに「今後は若い世代の支援に努めたい」と商店街への願いを伝えた。
與さんは「島でお店が減る中、頑張っている店舗や商店街の活性化に取り組む団体があることを知った。どのお店も若い人材を必要としていることも学べた」と話した。
この日は新店舗経営に向けたシミュレーションにも取り組み、14日は創業計画書を作成。職員からの助言を受け、振り返りを図る。

