贈呈式に参加した関係者ら(19日、知名町)
農作物の鮮度保持へ有効活用
DENBA JAPAN 企業版ふるさと納税
【沖永良部】食品の鮮度保持機器を開発するDENBA JAPAN(株)(所在地・東京)は19日、企業版ふるさと納税として知名町へ同社開発の機器を内蔵した冷蔵コンテナ(20フィート)1基を寄贈した。農作物の鮮度保持を目的にJAあまみ知名事業本部で活用する。
同社は、水分子を振動させることで食品の劣化や腐敗を効率的に防ぐ独自の技術を開発。コンテナ業者と連携して鮮度保持機器を搭載したコンテナの提供サービスを行っている。奄美群島では、JAあまみ喜界事業本部が導入している。
知名町役場農林課によると、コンテナの導入によって、収穫が早まった切り花の出荷調整や夏場のマンゴーの出荷における欠航対策などの課題解決に期待が持てるという。
知名町のJAあまみ知名営農販売課で贈呈式があり、目録を今井力夫町長へ手渡した同社の今村龍男副社長は「大事に育てた農産物を腐らせることなく出荷し、農家の収入アップのための一つの道具として使ってほしい」と述べた。
同社へ感謝状を贈った今井町長は「町のおいしい農産物を、おいしい時にいつでも消費者に届けることができる。町の農業発展に大きく寄与するだろう」と話した。
JAあまみ知名事業本部の福茂治統括理事は「鮮度を保持できれば、フードロスの解決にもつながる。夏場の果樹の販路拡大も視野にコンテナを有効活用していきたい」と語った。

