防犯アプリで詐欺を防げ!

詐欺防止アプリをインストールする議員ら(15日、龍郷町役場)=提供写真=

龍郷町議らがインストール
奄美署が講話

 奄美署は15日、龍郷町役場で、議員や職員を対象とした「特殊詐欺の被害防止に向けた防犯講話」を行った。昨年、同所管内で1億円に迫る被害を出した特殊詐欺(SNS型投資・国際ロマンス詐欺など)への対策強化の協力を求め、AI(人工知能)搭載の防犯アプリの活用を推奨した。参加した竹田泰典町長ら18人全員がインストール、今後町民への周知を進めていく。

 同署管内の2025年特殊詐欺は16件発生、被害額は9570万円。そのうち半数以上がSNS型投資詐欺、国際ロマンス詐欺と呼ばれる手口で、被害額は8950万円と特殊詐欺のほとんどを占めている。

 警察は全国で「これらは被害届が出された氷山の一角」に過ぎないとして啓発活動を行ってきたが、手口は年々巧妙化、打開策が打ち出せない状態だった。

 警察庁は今年3月から民間企業の協力を得て特殊詐欺防犯アプリ「詐欺バスターLite」と「詐欺対策byNTTタウンページ」の運用を開始。詐欺への新たな対抗手段として自治体などとの連携を図り普及を進めていく考えを明らかにしていた。

 アプリは、警察庁の詐欺電話データベースなどと連携。詐欺に使われやすい番号を検知すると自動でブロックする機能がある。iOSやアンドロイドに対応しており、インストールや基本使用料は無料。

 参加した平岡馨議長はアプリの機能を高く評価、「早速、家族や周囲に知らせ設定した。町は、駐在員会で説明し普及を図っていくといっている。広報誌にも載せ被害を未然に防ぎたい」と話した。

 詐欺防止アプリの詳細は、「警察庁ホームページ」(推奨アプリ)。問い合わせは、奄美大島防犯団体連絡協議会(奄美署)電話0997・53・0110。