一村記念美術館で「日本画講座」

真剣に絵を描く参加者ら

「絵を描く楽しさ見つけて」

 県奄美パーク田中一村記念美術館は2026年度創作体験教室「日本画講座」を5月31日、同パーク奄美の郷レクチャールームで開いた。群馬県を含む島内外から19人が参加。日本画家で同館の初代学芸専門員の西村康博さん(76)が講師を務め、日本画の基本・基礎や絵画の表現テクニックを学び、作品を完成させた。

 墨や日本画水彩絵の具を使用し絵を描く活動を通して、日本画の特徴や表現することの楽しさを味わうことを目的に毎年開催。26年間にわたり講師を務める西村さんは、「モチーフの形を大切にし輪郭を捉えることが必要」とし、「日本画に触れ、良さを感じるとともに、絵を描く楽しさを見つけてほしい」と語った。

 参加者は、植物や貝、風景画などをモチーフにスケッチを完成させると、水彩絵の具で着色しそれぞれの作品を完成させた。

 群馬県から参加した、金子美知さん(67)は「子どもの頃は絵を描くのが好きだったが、久しぶりに絵を描いた。日本画は初挑戦で、ゲットウを描いたが難しくて苦労した」。龍郷町から参加した、碇山香帆美さん(22)は「普段は油絵を描いているが、インスタグラムで講座を知り参加した。日本画は色彩を考えながら着色するのが難しかった」と話した。