台風6号の影響で和泊港に打ち寄せる波(1日午前9時57分)

台風6号は1日午後3時現在、沖縄県那覇市の南南西約90㌔にあり、時速20㌔の速さで北に進んでいる。奄美地方は1日夕方、暴風域に入ったとみられ、南部・北部へは2日午前中に最接近する。1日午後には暴風・波浪警報が出され、2日かけてはレベル4の大雨、土砂災害危険警報の発表も見込む。名瀬測候所は、暴風や高波、土砂災害への厳重警戒のほか、警報級の大雨に警戒するよう呼び掛けている。
台風6号は1日午後3時現在、中心の気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30㍍で最大瞬間風速は45㍍。東側185㌔、西側150㌔以内が暴風域、東側500㌔、西側390㌔以内が強風域となっている。
台風は1日、勢力を維持したまま南部・北部を暴風域に巻き込み北上した。奄美地方では、風速30㍍を越える猛烈な風が吹き、沿岸海域はうねりを伴う猛烈なしけとなる見込み。2日は警報級の大雨になる可能性も高い。
2日に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、南部・北部ともに30㍍(45㍍)。波の高さは9㍍で、午後0時までの24時間の降水量は多い所で300㍉を見込んでいる。
南部は2日午前、北部は同日午後には暴風域を抜けるとみられる。2日の日にはともに強風域も抜ける見通しで、名瀬測候所は、土砂災害、暴風、うねりを伴う高波への厳重警戒、浸水害、河川の増水や氾濫への警戒に加え、不要不急な外出を控えるよう呼び掛けている。
奄美群島では1日、各地で災害警戒本部などが設置され、自治体からは避難情報が発表された。避難所の開設が防災無線などで呼び掛けられ、一部の道路では交通規制も行われた。
新たな防災気象情報は、先月29日に運用を始めた。大雨、土砂災害、高潮などを5段階の警戒レベルに応じて発表される情報で、市町村が避難指示を出す目安にもなる。危険警報のレベル4は特別警報のレベル5に次ぐ高さで、住民には危険な場所からの避難が求められる。

