倒木による通行止めも相次いだ(徳之島町母間)=2日午前
【徳之島】台風6号の接近に伴い、徳之島は1日夜から2日未明にかけて暴風雨に見舞われ、大規模な停電が発生した。徳之島3町の各災害警戒本部によると、2日午後5時現在、負傷者の情報は確認されていないものの、住家や倉庫の損壊、倒木、土砂崩れなどの被害を確認。各自治体は3日から本格的な被害調査を進める。
九州電力送配電によると、2日午前3時半頃の停電戸数は、徳之島町約4880戸、天城町約3380戸、伊仙町約4400戸の計約1万2660戸に達した。順次復旧作業を進めたが同日夕時点でも完全復旧には至らず、住民生活や事業活動に影響が続いている。
台風6号は最大瞬間風速45㍍で奄美地方に接近し、徳之島でも暴風が吹き荒れた。気象庁によると、天城町では1日午後10時半頃、最大瞬間風速35・5㍍を観測した。
徳之島町では倉庫の倒壊や民家の窓ガラス破損、町道・農道沿いの土砂崩れのほか、井之川岳送信局の不具合を確認した。避難所には一時9世帯10人が避難したが、2日午後1時までに避難指示は解除された。
天城町では住居(元店舗)の外壁の一部損壊が確認されたほか、与名間、天城、西阿木名の各集落の一部で断水が発生。順次復旧作業を進めた。避難所には6世帯7人が避難した。午後1時までに避難指示を解除し避難所も閉鎖した。
伊仙町には民家の一部損壊8件や倉庫倒壊1件、倉庫・牛舎の一部損壊22件、道路への倒木19件、小規模な土砂崩れ2件など被害情報を確認。避難所には一時9人が避難したが、2日午前10時半までに避難指示を解除した。また、台風に伴う災害ごみは、トタンと木材に限り、3日午後1時半から義名山公園旧テニスコートで受け入れる。

