土砂崩れで乗用車激突 運転の男性軽傷

土砂崩れで道路を塞いだ樹木の根塊に乗用車が激突し大破した事故現場=6日午前9時半頃、天城町三京

 

復旧作業が進められた通行止め現場、約8時間通行止めが続いた=6日午前10時頃、天城町三京

 

 

天城町三京の町道2か所で通行止め

 

 【徳之島】熱帯低気圧の北上に伴う大雨の影響で、徳之島地区では6日朝、天城町西阿木名(三京)地内の町道2か所で土砂崩れが発生し、全面通行止めとなった。このうち1か所では、道路を塞いでいた土砂と樹木の根塊に乗用車が激突する事故があり、運転していた徳之島町内の50代男性が軽傷を負った。復旧作業と通行止めは午後3時まで続いた。

 現場は、徳之島町亀津(大原)方面から「徳之島トンネル」を抜けて続く、天城町道・瀬滝三京線のJAあまみ徳之島中央家畜市場付近と、三京集落手前付近の2か所。いずれも同日未明から降り続いた雨による土砂崩れとみられる。

 事故は市場付近の現場で午前8時過ぎに発生した。天城町方向へ走行していた乗用車が、道路上に流出していた土砂と樹木の根塊に衝突して大破。1人で運転していた男性は後部ドアから自力で脱出した。首の痛みを訴えたため119番通報し、救急搬送されたが、けがは軽傷だった。

 気象庁アメダスによると、天城町内(徳之島空港観測点)では同日午前7時に1時間雨量41・5㍉を観測。午前2時から午前9時まで8時間の降水量は93㍉に達していた。

 町道では土砂の撤去や安全確認作業が行われ、通行止めは約8時間にわたって続いた。関係機関は、地盤が緩んでいる可能性があるとして、引き続き土砂災害への警戒を呼び掛けている。