葉タバコのほ場を確認する生産農家(11日、知名町正名)
知名町、裂傷や倒伏などで2244万円
雨の影響で疫病も 台風6号
【沖永良部】1~2日かけて沖永良部島に接近した台風6号の影響で、収穫最盛期を迎えていた知名町の葉タバコに大きな被害が出ている。同町役場農林課によると、作付面積12・2㌶のうち、8・3㌶で葉の裂傷や倒伏、塩害などの被害を確認したほか、雨が降り続いた影響で疫病も広がっている。11日現在で被害額は2244万6千円に上るとしている。
同町は群島内唯一の葉タバコ産地で、生産農家は6戸。4月中旬頃から収穫が始まり、今期は単収225㌔㌘、販売代金約5400万円を見込んでいた。
晴れ間の見えた11日午前、同町のほ場では、被害の少なかった葉を収穫する生産農家の姿が見られた。
同町正名で作業をしていた永井良伸さん(49)は「今期は豊作を期待していたので、ショックが大きい」と肩を落とす。台風通過後、断続的に降り続いた雨の影響で疫病も発生している。変色した葉を見ながら「全体で2~3割ほどしか収穫できていない。これからが本番というところだった。収穫できるものをとにかく取っていく」と話した。

