出演者と参加者が笑顔で記念写真に(写真提供=荻原健太さん)
ライブを大成功させた出演者ら(写真提供=荻原健太さん)
【東京】都会で奄美のシマ唄が響き渡った。このほど江戸川区の居酒屋で「奄美うたくらべVOL5」とするライブが開催され、熱気あふれる店内に三味線とシマ唄、チヂンが共鳴した。86人満席の店内で参加者はイベントを堪能していた。
ライブはJR中央・総武線「小岩駅」南口からほど近い「沖縄料理居酒や こだま」(南小岩7の27の16)で行われたもの。シマ唄島料理の店「ならびや」(奄美市名瀬)店主の和田孝之さんが企画した。ヒギャ唄、カサン唄のそれぞれ2人参加してもらい聴き比べてもらうイベントの第5弾。奄美ファンの舟貝英伸さん、奄美2世の林法義さんが実行委員として第1回から協力している。
牧岡奈美さん、森田美咲さん、藤田晶さん、辻美里さんが参加した。全員での朝花節に続いて、第一部は「長雲節」を牧岡さんと森田さんがヒギャ節で、藤田さんと辻さんがカサン節で歌い上げた。また、牧岡さんのオリジナル曲「南ぬ風」、和田さんの曲「こだま」や、おなじみ「ハゲー音頭」を熱唱。デュエットでの「童神」では、息の合った歌声に大きな拍手がわき起こった。
休憩をはさんで第二部は、メンバーがそれぞれ好きなシマ唄を披露。「くるだんど節」「塩道長浜節」などが説明され、参加者は聴き入った。その後、「喜界やよい島」「ワイド節」で手拍子、踊り、ハトが天井にこだました会場は、六調で最高潮に。みな満面の笑顔で踊り、都会で吹いた奄美の島風を体感。名残惜しそうにひと時を堪能していた。
牧岡さんは「今年もヒギャ唄、カサン唄のうたくらべをする中で、シマ唄の奥深さを改めて感じました」と振り返り、「みなさんのおかげで島風を吹かせることができましたね」と感謝。スタッフも「郷友会と重なったが、思った以上に来ていただき大成功でした」と満足気だった。
和田さんは「いつも多くのファンに来てもらえ、ありがたい。シマ唄をより知ってもらえるよう会を重ねていきたい」。感謝に言葉を弾ませ、早くも次回を見据えていた。

