「障害者の学びの教室」スタート

参加者たちが笑顔で汗を流した「障害者の学びの教室」(6月28日、奄美市名瀬)

4年目迎え、交流の輪広がる
奄美市講座

 2026年度奄美市生涯学習講座「障害者の学びの教室」は6月28日、同市名瀬のアマホームPLAZAで開講した。初回はNPO法人みんなのスポーツ協会(本部・大阪府)理事、花岡安彦さん(68)がボッチャとモルックを指導。受講生たちは介助者らとともに汗を流し、充実した交流の場を過ごした。

 奄美市手をつなぐ育成会(生元為市会長)主催。同講座は23年、知的障がいのある人による余暇活動の充実を図り、健常者との交流の場を持つことを目的に開講。専任講師を招き室内運動や競技、ものづくり、音楽療法、オーケストラコンサートなど多彩な学びの場を提供している。

 今年度の初回講座は約30人が集まり、会員を中心に福祉関係者やボランティア従事者、身体に障がいを持つ人たちも参加。23年度から講座を受け持つ花岡さんは「今回、さまざまな障がいをお持ちの方が参加されている。皆さんがともに楽しめる場にできれば」と呼び掛け、競技を楽しむ参加者たちを見守った。

 同市名瀬の佐々木恵子さん(67)は「視覚に障がいがあるが、多くの方と出会い、色々な挑戦ができると思い参加した。初めてボッチャを体験し楽しめた。健常者と一緒にできないことも障がいを持つ方たちと手をつなぐことで、世界は広がるのでは」と話した。

 松浦久美子事務局長(60)は「知的障がいを持つ方たちのために始めたが、4年目を迎え、さまざまな思いを持つ方がこの場を求めておられると感じた。今後も余暇活動を含む多くの学びに応えられるよう努め、講座を周知できれば」と語った。

 講座は全8回。毎月第4日曜日開講。第2回は7月26日「スローエアロビクス」を予定。

 問い合わせはアマホームPLAZA電話0997・52・1816へ。