130周年の思い出の一コマを刻み合った「大流しそうめん大会」=17日、徳之島町立山小学校(提供写真)
勢いよく流れ落ちるそうめんをゲットして喜ぶ児童たち(提供写真)
【徳之島】徳之島町立山小学校(和田哲也校長、児童13人)で17日夕、学校創立130周年を記念した「大流しそうめん大会」があった。PTA家庭教育学級の一環で企画され、児童や教職員、保護者、地域の中学生や未就学児ら約50人が参加。同校第2校庭へと続く計33段の階段を活用した全長33㍍の特設コースで、本格的な流しそうめんを楽しんだ。
同校では毎年、1学期終業式に合わせてPTA主催の夏のイベントを実施している。今年は創立130周年を迎えることから、「子どもたちに本物の体験を届けたい」との保護者らの思いを受け、本格的な青竹を使った流しそうめんを企画した。
準備は前日の16日から始まった。学校裏の竹林から地域住民の協力で切り出した青竹を使い、保護者たちが試行錯誤を重ねてコースを制作。子どもたちにより楽しんでもらおうと、33段の階段をジグザグに流れる特製コースに仕上げた。また、大量のそうめんをゆでるなど準備を進めた。
当日は、勢いよく流れ落ちてくるそうめんを子どもたちが箸を手に待ち構え、歓声を上げながらすくい上げた。コースには学校菜園で育てたミニトマトや、PTAが用意したサクランボ、ブドウなどの果物も流され、そのたびに大きな歓声が響いた。参加者は流れる水の涼を感じながら、夏ならではのひとときを満喫した。
3年生の渋谷こずえさんは「そうめんを取れるかどきどきしながら食べることができて楽しかった」。PTA会長の長井翼さん(37)は「最初は冗談半分で持ち上がった企画だったが、多くの皆さんの協力で実現でき、本当にうれしい」と笑顔。
学校側も今回の催しは「創立130周年の3に計33段の階段、全長33㍍のコース、校名の山(さん)にもちなんだ3がそろった。家庭、地域、学校が一体となって創立の節目を祝い、参加者の心に残る夏の思い出となった」と話していた。

