グランプリに輝いた諏佐さん(提供写真)
諏佐さんを応援するQRコード
パン・パシフィック代表として
【東京】品川区で4月29日に開催されたミセス・インターナショナル日本大会で奄美出身の諏佐(すさ)友佳子さん(旧姓・嶺=新宿区在住、40)がグランプリに輝いた。乳がん治療中の諏佐さんだが「逆境を希望に変える」を誓いパン・パシフィック代表として世界の舞台へ臨む。米・シカゴでの大一番は21日から24日まで。
「ミセス・インターナショナル」は米・ウェストバージニア州に本部を置く、40年以上の歴史を持つ21歳から56歳までの既婚女性を対象にした「世界3大ミセス」の美の祭典だ。2025年、諏佐さんは乳がんの治療のため左胸の全摘出と再建手術を受けた。「同時再建手術をしたので、違和感も喪失感もなかった。太ももの組織で胸もきれいに形成されていましたから」。壮絶だっただろう、入院生活も笑顔で振り返る。
諏佐さんはウォーキング、スピーチのほか、ダンスの練習を重ねるなか「ありのままの姿で挑戦する」と決意。スキンヘッドで参加し、見事パン・パシフィック代表の座を射止めたのだった。ボディメイクを2月から開始、多くの学びと体験の中で心身共に成長。体脂肪も初めて20%を切り、ヒップアップもした。世界の晴れ舞台でもスキンヘッドで挑む。
新潟・長岡市出身の夫、雄大(たけひろ)さん(45)とは、奄美のリゾートホテルで挙げた結婚式の写真を背景にランウェイを歩く。審査員に提出するプラットフォームシートには、幼少期の八月踊りの風景を紹介。ほか「初日のオリエンテーションでは白大島で参加する」という。目標はTOP15位入り。日本人が出場したこれまでの10年間で2人だけ入賞している。45の地域から世界の精鋭たちが参戦する中では決して低くはないが、「逆境を希望に変えて」を胸に秘め壁に挑む。150㌢と小さな諏佐さんだが、同じ病に苦しむ女性たちに大きな勇気を与えるに違いない。「応援のQRもできましたので、皆さんの後押しをお待ちしております」とスキンヘッドのヒロインは言葉を弾ませた。

