伊仙町商工スタンプ会

伊仙町商工スタンプ会

今年も教育助成商品券を寄贈した伊仙町商工スタンプ会の佐藤隆志会長ら(左側)=5日、伊仙町役場

教育助成商品券を町内全11校へ
自助努力でねん出続けて27年

【徳之島】伊仙町商工スタンプ会(佐藤隆志会長、会員28事業所)は5日、消費者の流出防止など自助活動でねん出した「教育助成商品券」(加盟事業所で利用できる商品券・一律1万円分)を、町教育委員会を通じ今年も町内全11の小中学校に寄贈した。

同スタンプ会は1985(昭和60)年、消費者の町外流出防止や島外資本の大型店への対策を目的に町商工会員有志たちが設立。加盟店で一定額の買い物をした利用者にスタンプシールを発行。一定枚数に達すると抽選券と交換として「新春お楽しみ抽選会」を実施(今年は地区商工会イベントとの重複で中止)している。

今年は九州地区最大級のドラッグストアチェーン店が同町内にも進出するなど、地域商工業を取り巻く環境は一層厳しさを増している。設立当初から会員数が半減、教育助成商品券も半減を余儀なくされつつも、地域還元活動として同商品券を贈り続けている。

この日は佐藤会長と佐倉功一町商工会長らが町教委事務局を訪問し、幸田順一郎教育長へ商品券を手渡した。佐藤会長は「子どもたちは私たち町民の宝。健全育成に役立てていただければありがたい」と話し、幸田教育長は「町財源が限られる中で大変ありがたい。各学校で有効に活用してもらいたい」と感謝を述べた。

初中止となった「抽選会」は来春、まとめて盛大に行う予定という。