天城町・祷副町長が辞職

天城町副町長を辞職(17日付)。町長選への立候補が有力視されている祷清次郎氏

「フリーの身になって」
町長選立候補へ準備か

【徳之島】天城町の祷(いのり)清次郎副町長(59)が17日付で、1期目任期途中に辞職した。森田弘光町長が12月26日の任期満了をもって勇退する意向を12日に表明したことを受け、同日、同町長に辞職願を提出し、承認されていた。辞職理由は「一身上の都合」だが、任期満了に伴い11月下旬から12月初旬に予定される町長選への立候補準備とみられる。

祷氏は天城町天城出身。鹿児島経済大を中退後、東京都内の会社勤務を経て、1992年4月に同町役場入りした。各課を経験し、2012年4月から商工水産観光課長、20年1月から総務課長を務めた。

職員生え抜きで森田町長の女房役に抜てきされ、町議会の同意を得て23年10月1日付で副町長に就任。総務課長当時に実質的な職務代理者も兼務したが、同町政で約5年半続いた副町長不在の状態を解消した。

1期目任期を1年1か月余残しての辞職に、祷氏は、奄美新聞のインタビューに町長選への明確な表明は避けつつも「現職(森田町長)が任期満了をもってのご勇退を表明された。フリーの身になって関係者の皆さんともご相談したい」

立候補表明など今後の進退については、「あらためてご報告をさせていただきたい」と述べた。

祷氏は数年前から森田町長の〝後継者〟として名前が取り沙汰されてきた。町長選に向けて対立候補の動きは表面化していない。