24年奄美群島入込・入域客数

2.2%増の84万人が往来
コロナ禍前の94%に回復

 県大島支庁はこのほど、2024年「奄美群島への入込客数・入域客数」の実績をまとめた。島外から奄美群島を訪れた入域客数は前年比1・8%増の65万3195人だった。群島内の移動客数は同3・5%増の18万8018人。入域客数と群島内の移動客数を合わせた入込客数は同2・2%増の84万1213人と、過去最多だった19年と比較し94・4%まで回復した。

 24年の入域客数は前年比1万1620人、入込客数は1万7975人増えた。89万人が往来した19年には及ばないものの、人の流れは戻りつつある。

 島別の入込客数は、与論島が前年比11・8%増の7万1057人で、19年の6万6526人を6・8%上回った。次いで、喜界島が5・2%増、沖永良部が2・8%増と続くなど、全5島で増加。入域客数では、喜界島が7・6%増の2万8367人と、19年の2万6975人を5・2%上回った。

 入域客数の発地別では、鹿児島が1万3050人増の38万6676人、沖縄が7662人増の7万4495人と増加した一方、関東が2419人減の9万7592人、関西が8480人減の6万9314人と減少した。前者は23年8月に長期停滞した台風による欠航の反動が増加の一因とみられ、後者はLCCの運休・減便が影響しているとみられる。

 長引くコロナ禍が明けて以降、客足は確実に戻りつつある。ただ、その時々の気象条件や交通機関の状況など、動きを左右する要素は少なくなく、同庁総務企画課の谷本恵美子課長は「冬期の落ち込みがデータからも如実に出ている。冬にも誘客できるよう対策を図っていきたい」と、注力していく考えを示した。

 月別の入込客数は、8月が9万24人と最も多く、1月が6万403人と最も少なかった。