迫力の解体ショーに園児ら歓声

大和村から届いたマグロの解体ショーに声を上げるさくら園六甲道保育園の園児たち(提供写真)

 

 

 

奄美産マグロ、神戸にお届け
大和村・仁太丸

 

 

 兵庫県神戸市灘区にあるさくら園六甲道保育園(牧野親美代表、園児45人)にこのほど、奄美大島沖で取れたキハダマグロが届けられた。園内では、大和村から訪れた漁師らが迫力満点のマグロを目の前で披露。園児や職員、保護者ら約100人が来場し、解体ショーや新鮮な刺身に歓声を上げた。

 届けたのは、同村名音で水産業を営む勝山水産仁太丸。同園は2017年から奄美大島を訪れ、自然体験や福祉施設の慰問、海岸のごみ拾いなどを通じて交流を続けており、神戸でも園児やその保護者に島の海の幸を味わってもらおうと企画した。

 解体ショーでは、前日に水揚げされた重さ約35㌔のマグロが丸ごと一本用意された。同社の勝山仁太さん(32)ら4人が華麗な包丁さばきを披露。園児らは、巨大なマグロに目を丸くしながらも、手際のよい作業に興味津々と見入っていた。

 解体したマグロは刺身にして振る舞われた。園児や保護者らは「ぷりぷりしてる」「ぜいたくな味」などと感想を述べながら、奄美大島の海の味を楽しんだ。

 牧野代表は「(冷凍ではない)生のマグロを食べるのが初めてという人も多く、鮮度や味、歯ごたえ、分厚い切り身など、どれも都会では味わえない体験ばかり」と強調。「費用を惜しまず子どもの笑顔のためにと取り組んでくれた仁太丸さんには感謝しかない」と話した。

 勝山さんは「南国の魚を神戸で販売してほしいという声も多かった。島の魚を通じて、みんなが奄美を旅行するきっかけにでもなれば」と笑顔だった。

 同園児らは今年も7月25~28日の日程で、奄美大島を訪れる予定だという。