水道水硬度低減施設 27年度運用へ

町の事業について住民に説明する今井力夫町長(23日、知名町知名字公民館)

知名町で住民説明会

【沖永良部】子や孫が誇れる持続可能な町づくり住民説明会(知名町主催)が23日、同町知名字公民館であり、現在町で進めている水道水の硬度低減化や脱炭素事業など6事業の進捗(しんちょく)状況を説明した。

町民との対話による行政運営を行おうと開催。23日から29日までの間に5会場で行う。初日は住民約30人が参加した。

説明会では▽水道水の硬度低減化▽ゼロカーボンアイランドおきのえらぶ事業(脱炭素事業)▽子育て支援策▽農林課新規事業▽防災行政無線個別受信機整備工事▽町誌編さん事業―の6事業について今井力夫町長が説明した。

水道水の硬度低減化事業では、管路工事が今年度中、硬度低減化施設は26年度中の完成予定で27年度の運用開始を目指す。硬度低減化の方法はEDR(電気透析)法を採用し、施設整備費用33億930万円のうち国庫補助金が16億3898万円。管路工事の事業費は7億7546万円で、そのうち国庫補助金は3億4386万円とした。

脱炭素事業においては、昨年度末時点で、新庁舎の省エネ化や公共施設への太陽光発電システムの設置、公用車のEV(電気自動車)化、LED照明の導入により「島外へのエネルギー代金の流出を年間約2300万円抑制する効果が得られた」と説明した。

住民からは「スマートフォンがつながりにくい地域がある」「旧庁舎や中央公民館などの跡地の利用はどうするのか」などの意見が出た。