バイパス事業の工事現場で担当者の説明に聴き入る地元住民たち
久里、永田町自治会 県大島支庁が現場見学会
奄美市名瀬で行われている国道58号・おがみ山バイパス事業の工事現場で29日、地元住民向けの現場見学会が開かれた。地元自治会の要請を受けて県大島支庁建設課が実施。約15人が整備が進むトンネル出入り口周辺の現場を見たりして作業員から工事状況の説明を受けた。
同課によると、永田町と平田町を結ぶバイパス事業で、延長1・8㌔(トンネル部1・225㌔)を計画。事業は2002年に着手し、23年に着工。今年4月にはトンネルの掘削作業も始めた。
見学会は、トンネル出入り口の地区にあたる久里町自治会(内一人会長)と永田町自治会(中山雅己会長)の2自治会が要請した。この日は、永田町側出入り口付近の現場で、発注者の同課道路建設係職員、工事を請け負う村上建設、竹山建設の社員らが案内した。
住民らは現場近くの事務所で事業の概要や進捗(しんちょく)状況の説明を受けた後、トンネルの出入り口で進められている道路拡張工事などの現場を見学した。バーチャル技術で施工前後の様子を確認しながら、川に道路を渡すための工事・ボックスカルバートと呼ばれる施工技術などについて説明を受けていた。
中山会長は「住民の関心も高い事業。これからも安心安全のための施工を心掛けてほしい」と述べた。内会長は「説明会を通じて、少しでも住民の不安が取り除くことができれば」と話した。

