クイズを楽しむ手前ではマスコットキャラクターとの記念撮影も人気だった

津波の発生装置やパネル展示にも子どもは興味津々だった
津波に対する防災意識を高めようと、海保、財務事務所、測候所による3機関合同の「防災フェスタ」が31日、奄美市の名瀬第二地方合同庁舎であった。参加した家族や親子らはゲームや展示、講話などを通して津波の防災・減災に理解を深めた。
奄美海上保安部が同庁舎を共有する九州財務局鹿児島財務事務所名瀬出張所、名瀬測候所に声掛けし実現。初めての開催で、津波の緊急避難場所に指定される庁舎の役割や3機関の業務を知ってもらう狙いもある。
開場と同時に始まった「リアル脱出ゲーム」では、下階に設置されたクイズに回答し、ゴールの避難場所である屋上を目指した。各階に置かれたクロスワードや3択クイズに親子で協力してチャレンジ。1番乗りだった新梓さん(39)・歩結君(6)親子は「分からない問題もあって勉強しなければと感じたが、津波について学べるいいイベントだった」と笑顔だった。
3階ブースでは、津波の仕組みや市内のハザードマップ、災害時活動などのパネル展示のほか、津波や竜巻、液状化現象を発生させるミニチュア装置を使って、測候所職員らがその原理やメカニズムを伝えていた。この他、予報官による気象講話やマスコットキャラクターとの記念撮影も人気で、庁舎は一日、防災に親しむ親子らでにぎわった。
奄美海保の大場伊佐大部長は「この機会に楽しく正しい知識を学び、庁舎にもこれまで以上に親しんでもらえれば」と話していた。
庁舎は2024年11月に開所。高さ26・15㍍の鉄筋コンクリート造地上6階建て。1~4階に海保、3階に財務事務所、5階に測候所が入居している。

