JAあまみ天城地区園芸部会

JAあまみ天城地区園芸部会総会(優秀生産者の表彰)=2日、天城町防災センター

鳥害や小玉傾向も高相場
赤土新バレイショ 2億増の7・5億円に

 【徳之島】JAあまみ野菜部会連絡会・天城地区園芸部会(中山浩樹会長・会員360人)の2025年度第33回総会は2日、天城町防災センターであった。中心品目のバレイショの24年度実績は、種イモの到着と植え付け遅れ、ヒヨドリ食害などで小玉傾向となったが、市場平均単価は289円(㌔)の高相場を確保。共販実績は2601㌧、7億5265万3千円(前年比約2億円増)に。優秀農家を表彰し、役員改選では中山会長を再選した。

 中山会長はあいさつで、中心品目「赤土新バレイショ春一番」の共販実績や課題を振り返りながら「徳之島全体でJA共販率が伸び悩みこのままでは今後の価格交渉にも影響が」と共販率向上を要望。また、公的検査を受けた正規ルート種子によるシストセンチュウなど病害進入阻止。さらには、サトイモやカボチャも含めた奄美の野菜ブランド認証獲得の取り組みにも協力を求めた。

 同JA天城事業本部の上岡重満統括理事は、JA助成率などで生産者実質負担率約30%となる堆肥(たいひ)を活用した化学肥料使用を抑制した増収にも期待。生産者表彰に続き、来賓の森田弘光天城町長はあらためて「JAと連携し、町農業振興の3本柱のサトウキビ・畜産・バレイショを強固なものに」とも強調。議事に入った。

 24年度(野菜年度24年8月1日~25年7月31日)事業報告による品目別の共販実績は、▽バレイショの2601㌧、7億5265万3千円▽実エンドウ30・6㌧、2223万1千円▽サトイモ10・5㌧、644万8千円▽カボチャ4・2㌧、116万7千円―などの順に総額7億8526万7千円。

 25年度の販売計画はバレイショと実エンドウのかごしまの農林水産物認証制度の継続など「食の安心・安全」の野菜の提供による総額7億215万円(前年対比89%)を掲げた。

 席上、バレイショ競合産地の北海道産については「今年も不作傾向」との観測も示された。

 役員及び表彰は次の通り。(敬称略)

 【役員】▽会長・中山浩樹(兼久)▽同副 大吉平一郎(天城)▽顧問 盛田修市(瀬滝)▽監事 秋田浩平(兼久)、岩元聡(当部)

 【表彰】▽バレイショの部 中山和哉(松西支部)、政弘幸(同同)、西松洋仁(天城同)、永田嘉津美(兼久同)▽実エンドウの部 町武一郎(浅間同)、島弘美(同同)