新徳之島徳洲会病院

10月1日に移転開院する新徳之島徳洲会病院=20日、徳之島町亀津

10月1日移転開院へ
島内初HICUも 地域医療の〝ランドマーク〟
23日に竣工式・記念行事

 【徳之島】医療法人徳洲会(東上震一理事長)が、徳之島町亀津から亀徳の高台へ移転新築を進めてきた新しい「徳之島徳洲会病院」(新納直久院長)は10月1日に開院する。地上6階建て、病床数は237床と38床増え、重症患者に対応できる島内初の高度治療室(HICU)も設置。開放的な待合スペース「結いの広場」や最上階には展望レストランも。医療とリゾートを融合させる「ヘルシー・リゾート・アイランド構想」の実現が期待される。

 新病院は現施設から東へ約1・5㌔、徳洲会病院グループ創設者の故・徳田虎雄名誉理事長の出身地・同町亀徳の高台に建設。2022年12月に着工し、敷地面積は約3万3平方㍍、延べ床面積は1万8058平方㍍。外来・救急・放射線部門を1階、人工透析室や通所リハビリ室を2階に配置。病棟は3~5階に整備され、最新のCT装置(GEヘルスケア社製)など最新の高度医療機器も導入した。

 新納直久院長は「徳之島徳洲会病院は1986年、徳洲会グループでは離島初の病院として徳田虎雄名誉理事長の故郷・徳之島に開設された。幼少期、病気の弟を救えなかった経験から『生命だけは平等だ』の理念で医師となった志を継ぎ、地域の皆さまに信頼される医療を提供し続けたい」と話した。

 23日午前10時から来賓約230人を招いて竣工式典・祝賀会を行う。正午から一般を交え「餅投げ」、午後1時から内覧会、同2時から徳洲会体操クラブメンバーによる演技披露も予定。ほか、島内のミュージシャンなど音楽グループのステージ、屋台23店の出店など多彩なイベントで新築移転を祝う。