移住などの情報でPR

多くの来場者がやって来た奄美群島広域事務組合などのブース

天城町ブースで担当者の説明を聞く来場者

国内最大級の「ふるさと回帰フェア」出展

 【東京】奄美群島広域事務組合と奄美大島雇用創造協議会、天城町は20日、21日に千代田区で開催された「ふるさと回帰フェア2025」(主催=公益社団法人・ふるさと回帰・移住交流推進機構、共催=総務省、厚生労働省ほか、後援=内閣府、経済産業省ほか)に出展し、奄美大島と徳之島の移住希望者らへ島の魅力をアピールした。来場者は、新たな古里の情報を得ようと積極的に質問。担当者からの説明に耳を傾けていた。

 同フェアは国内最大級の移住相談イベント。東京国際フォーラムホールEのロビーギャラリーで行われたもの。全国から延べ700の自治体・団体が集結。気になる住居や仕事などについて担当者や相談員から、直接情報を得ようと2日間で3万300人(主催者発表)が参加した。

 会場には、奄美から「奄美群島の島ちゅの皆さん」と同協議会が出展。21日には「天城町」も加わった。各ブースではパンフレットや資料を駆使し、移住の情報や島の文化などを伝えた。

 都内から参加した石川秀治(ひでじ)さん(50)、佐藤智美さん(40歳代)、植野晃稔さん(52)はサーフィンを通じた友人同士。どこが栄えていて、サーフィンのポイントはどこかのほか「ハブの危険性はないのか」などを聞いたという。担当者からは丁寧な説明があり「参考になった。1、2年後の移住を考えている」と満足そうだった。

 同広域事務組合の大谷勲奄美振興課長によると「奄美群島の島ちゅの皆さん」のブースを訪れたのは、計57組(昨年実績は50組)だった。仕事や住居についての相談が主だったが「奄美を知らない人も多い印象。何度も奄美に来てもらって、島と人を好きになってもらいたい。そのためにPRしないといけませんね」と話した。また、天城町の担当者も「他の島と違った魅力を伝えたい。来てみて分かる徳之島。最終的にたどり着く所にしてもらいたい」と希望を口にした。

 会場では広域事務組合などの担当者は大島紬の法被で、天城町の担当者も徳之島がデザインされた法被でそれぞれの古里をアピールしていた。