「よろんじま海の駅」開所

開所式に参加した関係者ら(25日、与論町)

与論町漁協 にぎわい創出に期待

 【沖永良部】与論町茶花の「コースタルリゾートハーバー」が、マリンレジャーを気軽に楽しめる施設「海の駅」に認定された。県内4か所目で、名称は「よろんじま海の駅」。25日、同町漁業協同組合で開所式を開き、関係者ら約20人が参加して島のにぎわい創出に期待を寄せた。

 海の駅は、マリンレジャーの魅力を高めようと、国土交通省が設置を推進。2000年に最初の駅が誕生して以降、9月1日現在で与論町を含め全国180か所が登録されている。群島内では、せとうち海の駅がある。

 認定には▽係留施設があること▽ガイドを配置していること▽トイレの設置―が条件となっている。

 海の駅に認定されたコースタルリゾートハーバーは、茶花海岸の西側に位置し、2007年に県や町などで整備。海の駅の認定要件となる2隻分のビジターバース(浮桟橋)のほか、コースタルリゾートハーバーと管理棟及び漁業協同組合近くにトイレを設置。漁協内の物産店にガイドを置いている。

 同町漁協では、海や地域資源を活用した水産物の消費拡大などを目指す「海業(うみぎょう)」の推進のため、海の駅の開所に取り組んできた。先月27日、認定団体の「海の駅ネットワーク」から登録の通知が届いた。

 開所式で、国土交通省九州運輸局海事振興部の青柳孝次部長から認定証を受け取った同町漁協の鬼塚直俊代表理事組合長は「コースタルリゾートから漁協までの海岸線ににぎわいを創出していきたい」と喜んだ。

 田畑克夫町長は「県が推進する稼ぐ力につながる取り組みになる。観光客など来島者を結ぶ交流拠点となってほしい」と期待を込めた。

 青柳部長は「マリンレジャーや子どもたちの海洋教育の拠点、さらには地域住民の憩いの場として発展していってほしい」と語った。