地方創生伴走支援官がキャリア講話

中学生と意見交換した地方創生支援官の左から石川さん、山口さん、新垣さんの3人(17日、知名中学校)

 

 

国の仕事って何?
知名町の知名中で

 

 

 

 【沖永良部】中央省庁の職員が副業的に地方自治体の課題解決を支援する「地方創生伴走型支援官」の3人によるキャリア講話が17日、知名町立知名中学校(福永修一校長)であった。全校生徒114人が参加し、各省庁の仕事内容について理解を深めた。

 伴走支援制度は、今年度から始まった地方創生の取り組みで、県内では同町と鹿屋市、長島町の3自治体が選ばれている。任期は1年間。

 同町の伴走支援官は、環境省の石川拓哉さん、文化庁の山口真和さん、内閣官房の新垣和紀さんの3人。6月に初めて町を視察し、今回2回目。

 現在、動物愛護管理室でペットの適正管理に関する業務をしている石川さんは、15年ほど前に奄美で勤務。「マングースの根絶に30年ほどかかったが、その一端を担ってきた」などと話した。

 外国人観光客らを対象にした日本文化の体験コンテンツ開発を支援しているという山口さんは「自分の中に興味関心を持ち続けられるものを考えながらキャリアを定めてほしい」。国会での質疑における大臣の答弁作成などを担当している新垣さんは「一つの政策を進めるため、政府としての方向性を内閣府が示している」と語った。

 3年生の西莉紗さん(14)は「奄美のマングースの根絶に環境省が関わっているのを知ることができたし、国の仕事の中にもいろいろなものがあると分かった」と話した。