JALアスリートアカデミー

ジャベリックボールを使った練習を教える北口榛花選手(25日、奄美市名瀬の名瀬総合運動公園陸上競技場)

 

 

 

村竹ラシッド選手は、ハードルの楽しさを伝えた
 

 

 

「オリンピックに挑戦して」
奄美の子どもたち 金メダリストらと交流

 

 

 

 トップアスリートが子どもたちにスポーツの楽しさを伝える「JALアスリートアカデミーin奄美」(日本エアコミューター=JAC=主催)が24、25の両日、奄美市の名瀬総合運動公園陸上競技場であった。パリオリンピック陸上女子やり投げ金メダリストの北口榛花(はるか)選手、今年9月に開催された東京2025世界陸上男子110㍍障害で5位入賞の村竹ラシッド選手ら、日本航空(JAL)所属の4選手が子どもたちを直接指導、成長をサポートした。

 同アカデミーが奄美大島で開かれるのは、2022年の初開催以来4年連続。次世代の育成と地域との交流を目的としており、今年は国内7地域とタイでも開催される。

 24日は中学生対象、25日午前は小学生、午後は高校生・一般向けの指導が行われた。小学生対象の午前の部には、奄美群島各地から174人が集結。4班に分かれ、幅跳び・短距離・投てき(やり投げなど)・ハードル競技で汗を流した。

 北口選手は、投てき競技の練習に使うジャベリックボールを使い、腕と肩甲骨を大きく動かして体全体を使う投げ方を教えた。ボールは、「ヒュー」という音が出るのが特徴で、子どもたちは楽しそうに距離を競っていた。

 村竹選手は、高さ106・7㌢の競技用ハードルを助走なしで跳び、「いつか跳べるようになってオリンピックに挑戦して」と子どもたちに語り掛けた。

 4年連続参加の喜界小5年、福島さきさん(11)は「村竹さんは、世界陸上の活躍がすごかった。間近で見て迫力を感じた。幅跳びの姿勢をプロに教えてもらうこともできよかった」と話した。

 東城中2年の師玉心絆(ここな)さん(14)は「100㍍15秒台が目標。早くなるコツを聞けた」、同3年の久保田希結(ほのか)さん(15)は「腕振りが大切と教えられた。走りを楽しみたい」と笑顔だった。
 練習が終わると、全員に参加証明書が配られ、記念撮影。子どもたちは次々と選手に駆け寄りハイタッチ。「頑張れ」と声を掛けられ、笑顔で飛躍を誓っていた。