最先端のオフィス見学を前に記念写真に納まる学生たち
悪戦苦闘の末に出来上がったポスターを説明する平さん
【東京】奄美情報処理専門学校(奄美市名瀬小俣町=福山洋志学校長)は、研修旅行の一環として10月21日、港区のソフトバンク竹芝本社ビルを企業訪問した。2年生16人の学生たちは、最先端のデジタル技術や業務環境を見学。AI(人工知能)を駆使して、同専門学校のポスター作製に挑戦した。
今回の訪問は、同専門学校の実践学習のカリキュラムを担当、IT(情報通信)教育の充実を図るなどパートナーシップ協定を結んでいる㈱コウズ(大阪市)とソフトバンクのグループ企業であるSB C&S㈱のつながりから実現した。
一行は、担当者に誘導され自動で到着するエレベーターで目的階へ。田中豪学科長とコウズの浜野耕一代表取締役が同行した。SB C&Sの広報担当・須釜雷太さんらスタッフの紹介に続いて、ソフトバンクのロゴの由来や「1万人が働くが、5000人分のデスクしかない」「顔認証でオフィスへ誘導される仕組み」などが説明された。その後、社員が実際に働いているフロアなどに移動。全てが初体験とあって、みな興味津々の表情を見せていた。
用意された会議室に戻った一行は5班に分かれて、自らの専門学校をPRするポスター作製に挑んだ。それぞれ集合写真を土台に、背景や学校名、キャッチコピーなどを生成AIに「服を大島紬にして」「写真の中のみんなを笑顔で元気そうなポーズに」などと呼び掛け、悪戦苦闘の末完成させた。その後、笑い声あふれる発表会となった。
学生会会長の平佳凪人(かなと)さんは(22)奄美らしさ出せるよう、ハブなどで工夫した。「3フロアが階段でつながる環境は、素晴らしかった」とオフィスの印象を語り、「奄美らしさにこだわりました」とポスター作りを振り返った。また、池水さゆりさん(20)も「少ない文字数でも、ここまで対応してくれるのかと驚いた」と生成AIの実力に感心していた。ほか濱川寿幸さん、坂元匠さん、中島昊太郎さんが発表した。
田中学科長は「未来のITを体験して、研修前よりたくましくなりましたね。これを機にみんなには頑張ってほしい」とエールを送っていた。ソフトバンクで働く社員らと同じフロアでランチを楽しんだ学生たちは、翌日以降、各自で会社訪問、説明会などへ。24日に無事奄美へ戻った。

