ワークショップ形式で意見交換した議員と住民ら(19日、和泊町)
子育て支援や農林水産振興で意見交換
和泊町議会報告会
【沖永良部】和泊町議会報告会が19日夜、同町防災拠点施設やすらぎ館であった。議員11人に対し、住民11人が参加。報告会では初となるワークショップ形式を取り入れ、学校教育や子育て支援、農林水産振興の3テーマで住民の意見を聞いた。
議会活動に対する意見を町民から直接聞くため毎年開催している。19日から2日間の日程。2日目の会場は玉城字公民館。
常任委員会の活動報告では、部活動の地域移行について、南さつま市、いちき串木野市、枕崎市の3自治体の状況を調査した結果が説明された。議員は「各市とも、現在の財源は国の助成金で運営を行っているため、助成金がなくなった場合、厳しい運営になると認識していた」とした上で、「地域移行は、地域の指導者と学校が連携し、双方の負担が軽減できるような体制づくりを慎重に行う必要がある」と述べた。また、島内の農業関連施設の視察状況や破損した側溝の修繕状況などの説明があった。
続いて、議員と住民を交えたワークショップを実施。農林水産振興をテーマに意見交換したグループでは、クルマエビの陸上養殖に取り組んでいる住民から「うまくいけば町への波及効果は大きい。新しい仕事を作ることで町の課題である人口減少問題の解決に役立つだろう」と話した。このほか、燃料価格の高騰や歩道の整備などで意見要望が出た。
学校教育や子育て支援をテーマにしたグループでは、住居問題や教員の配置、部活動の存続などで意見交換した。

