奄美市ファミサポが開所

奄美市名瀬柳町に開所した奄美市ファミリーサポートセンター事業所で

「大丈夫と思える場所に」子どもの送迎や一時預かり
名瀬柳町で業務始まる

 奄美市名瀬柳町にある「なつそら育児119奄美事業部」は1日、地域の子育てをサポートする「奄美市ファミリーサポートセンター事業」の業務を新たに始めた。同事業は、子どもの送り迎えや一時預かりといった「サポートしてほしい人」を援助(有償)する仕組みで、依頼する利用会員と支援するサポート会員をつないでいく。

 ファミリーサポートセンターは、地域で育児や家事の支援を受けたい人と行いたい人が会員となり、子どもの送迎や一時預かりなどで助け合う会員組織。サポートしてほしい人は「利用会員」に登録し、サポートできる人は「サポート会員」に登録。利用会員から連絡を受けた同センターが、手伝いをできるサポート会員を手配する。

 事業は、前任の業務終了に伴い業務を引き継いだ。運営は奄美市が委託。拠点となる事務所は、旧薬局を改装したカフェ内に併設し、アドバイザーの西谷倫子さん、福田舞さんのスタッフ2人が業務を担当していく。

 この日は、安田壮平奄美市長らが事務所を訪問。業務開始を祝いバルーンフラワーが贈られた。安田市長は「手を上げてくれる人がいるのかが心配だった。2人の思いが実現できるようサポートしていきたい」と期待した。

 同センターでは、事務所でも預かりができるよう遊び場などのスペースも設けた。西谷さんは「ここがあるから大丈夫と思えるような場所にしていきたい。お守りのような存在になれるよう頑張りたい」と抱負を述べた。

 利用は1時間600円からで、対象は生後2か月~小学6年生。開所時間は午前9時~午後5時。問い合わせは、同センター電話080・4314・1171へ。

 奄美市こども未来課によると同日現在、利用会員859人、サポート会員154人、両方会員11人。24年度の活動実績は、預かり681件、送迎578件、家事支援13件の計1272件だった。