8年ぶりの選挙戦に突入した知名町長選(出陣式で気勢を上げる支持者ら)=一部加工しています=
【沖永良部】任期満了に伴う知名町長選挙は2日告示され、新人で農業の竹林植元氏(75)、3期目を目指す現職の今井力夫氏(68)=いずれも無所属、届け出順=の2氏が立候補した。現職と新人による一騎打ちで、新人3人が立候補した2017年以来の8年ぶりの選挙戦に突入した。投開票日は7日。
立候補の受け付けは午前8時半から役場2階会議室であり、竹林氏が先に届け出、その後今井氏陣営が届け出を行った。立候補の届け出後、両陣営は出陣式を行い、候補者が第一声を上げた。
竹林氏は11月7日、「ゼロカーボンアイランドおきのえらぶ事業」について「予算の無駄遣いが多い。町民の暮らしの支援に予算を」と立候補を表明。
今井氏は今年3月の町議会定例会で、地球温暖化対策や、水道水の硬度低減化への取り組み実績を強調。人口減少問題や稼ぐ力の育成への課題可決を目指し立候補を表明した。
掲げる公約は、竹林氏が、役場庁舎の太陽光発電に十数億円を費やすなら、サトウキビのハーベスター料金をトンあたり3000円にし、農家の所得補填に充てるべきだったとし、▽子育て世代や高齢者、障がい者への「思いやり」のある街づくり▽年齢の垣根を越えた「教え学び合う」ための課外学習用施設の設置▽旧役場跡地に沖永良部島のアンテナショップ「道の駅」の開設―などを掲げ、設備投資などの情報公開を実施した町民目線での監視の実施とともに、急速な過疎化への対策を行うとしている。
今井氏は「21字(あざ)の暮らしを大切に、子や孫が誇れる潤いと活力ある持続可能なまちづくり」をスローガンに、▽いつまでも暮らし続けたい生活環境や生活基盤の整備▽地域社会が持続していくために、女性が生き生き活躍できる環境整備▽未来を支える産業競争力の育成▽次世代の人材育成を目指した、特色ある教育活動と教育整備―などをミッションとし、伝統文化の継承や生涯学習の充実を図り、心豊かな社会づくりを推進するとしている。
期日前投票は3~6日にあり、文化ホールあしびの郷で午前8時半から午後8時まで。投票は7日午前7時から午後6時まで町内5か所で。午後8時から文化ホールあしびの郷で即日開票される。
1日現在の選挙人名簿登録者数は4414人(男2260人、女2154人)。

