奄美群島市町村長会など7会合が行われた各種協議会(3日、奄美市名瀬のアマホームPLAZA)
奄美群島12市町村の首長らで構成する各種協議会が3日、奄美市名瀬のアマホームPLAZA(市民交流センター)であり、7会合が行われた。市町村長会では、医療用飛行機で沖縄・奄美での〝準救急搬送〟を行っているNPO法人「メッシュサポート」(沖縄県)の支援について協議。「潜在的な需要は高い」として、12市町村それぞれが単独予算で支援していく方針が確認された。
【奄美群島市町村長会】(会長・高岡秀規徳之島町長)沖縄県や奄美群島で、飛行機を使った準救急搬送や患者の帰島搬送を行っているメッシュの運営費(年間1640万円)の一部を支援する案について協議が行われた。
安田壮平奄美市長は、奄美群島広域事務組合による予算化は時期尚早として、各市町村が単費で支援を図る方向性が示し他の自治体も同意した。
圏域内の生涯学習の推進のため1963年にスタートした「視聴覚ライブラリー事業」については、貸出件数が大幅に減少していることから、運営委員会に諮り来年8月に廃止を決定する。
【奄美群島観光物産協会理事会】(代表理事・安田壮平奄美市長)26年度負担金など3議案を可決。特別会員としての新規入会は、与論町漁業協同組合(同町茶花)。同物産協会が主催する物産展で、冷凍ソデイカや加工品を販売したいとの意向を示した。
25年度事業報告では、ECサイト活用事業の「ほーらしゃウェア」の販売実績、沖縄交流連携促進事業「FAMトリップ」(旅行商品の造成)など新規事業の報告があった。
【奄美群島地域産業協会理事会】(理事長・黒田康則本場奄美大島紬協同組合理事長)25年度上半期事業、同市町村助成事業について報告し、26年度負担金を承認した。
【民法中継局説明会】鹿児島テレビ放送㈱の山口修平常務取締役が出席、テレビネットワーク維持に関する要望を行った。
同局など民放4局は、十島村の中之島にある大型の中継局が地震などにより不安定な状況にあるとして、鹿児島~奄美名瀬局の光回線化を予定。
市町村長会などに対し、奄美大島以南の小規模局、ミニサテライト局更新への公的支援を要望した。予算額は4億7千万円。
【奄美群島高校探求コンソーシアム】「高校生サミット INあまみ2026」の開催を発表。開催日は、3月17日。会場は、奄美市名瀬の県立大島高校。
【全国奄美会意見交換(オンライン)】12市町村の首長らと全国7か所・海外2か所の郷友会会長9人がオンラインで交歓、近況を報告し合った。
関西奄美会は、大阪・関西万博の出展で「沖永良部、与論の文化を発信できた」と報告。ニューヨーク奄美会は、徳之島からの短期留学生受け入れの状況、南カリフォルニア奄美会は創立50周年記念イベントの協力に謝意を示した。
東京奄美会からは、「奄美大島の4高校を視察した際、郷友会の存在を知っていた生徒は10%ほどだった。卒業式などで広報に努めてほしい」という要望があった。
【奄美群島広域事務組合】管理者に安田壮平奄美市長を選任。専決された一般会計補正予算(第2号)、奄美TIDAネシア基金特別会計補正予算(第2号)を承認。24年度一般会計決算、同奄美TIDAネシア基金特別会計決算、同奄美パーク事業特別会計決算を原案可決した。
可決された24年度一般会計決算は、歳入9568万7千円、歳出9291万9千円。同奄美TIDAネシア基金特別会計決算は、歳入2億1926万2千円、歳出2億1715万5千円。同奄美パーク事業特別会計決算は、歳入1億8595万千円、歳出1億7千万6千円。
県奄美パークの24年度来園者数は11万6937人(有料6万3681人)。観覧料収入は、2052万4858円。

