与論小創立150周 地域住民と節目祝う

与論小創立150周 地域住民と節目祝う

校歌を斉唱する児童ら(13日、与論町)

講演した「走る冒険家Ponちゃん」こと岩元みささん(13日、与論町)

「走る冒険家Ponちゃん」記念講演

【沖永良部】与論町立与論小学校の創立150周年記念式典(同実行委員会主催)が13日、同校体育館であった。児童や教職員、保護者ら約300人が参加し、これまでの歩みを振り返りながら節目を祝った。

与論小は、1875(明治8)年に立長村の民家を借り、学問所として開校した。卒業生は7520人。現在の児童数は109人。

式典では、学校の発展に貢献した8人に感謝状を贈呈。式辞で沖家寿実行委員長は「これまでの熱い先人の歩みに感謝し、将来へ向かってお互い切磋琢磨(せっさたくま)して頑張っていこう」と呼び掛けた。

児童と参加者全員で校歌を斉唱した後、あいさつに立った荒殿博昭校長は「校訓である『至誠』を胸に、児童たちが、自分の良さや可能性を大きく伸ばしていくことを期待している」と述べた。

式典後、5・6年生36人が、ユンヌフトゥバ(与論方言)劇「もうひとつのアジニッチェー伝説」を披露。児童が800年前にタイムスリップし、島に言い伝えられている英雄「アジニッチェー」とともに、琉球王国から与論島を守る内容。方言でセリフを話す子どもたちの姿に、観客らは大きな拍手を送っていた。

記念講演もあり、「走る冒険家Ponちゃん」こと岩元みささんが「チャレンジすることは楽しい」をテーマに登壇。今年7月11日に北海道を出発してから鹿児島まで108日間かけて2724㌔を走り切ったことを報告し、「多くの人のやさしさを受けながら走った。困っている事を言葉にして伝えることは大事。助けを求めることで夢はかないやすくなる」と語った。

6年の勝一華さん(12)は「与論小が150年も続いていることに驚いた。記念の年に学校にいたことがうれしい。卒業しても、校訓である『至誠』の心を忘れずに頑張っていきたい」と話した。