フリーバッティングで快音を響かせた「近藤塾・チーム天城」リーダー近藤健介選手(ソフトバンク)=9日、天城町総合運動公園(屋内練習場)
押し寄せた報道陣に前向きでストイックな姿勢で答えた近藤健介選手=9日、天城町同公園
【徳之島】福岡ソフトバンクホークスの近藤健介選手(32)らによる合同自主トレーニング「近藤塾・チーム天城」が6日から天城町で行われており、9日、練習の一部が報道陣に公開された。近藤選手は会見で、昨季はけがに苦しんだ悔しさを振り返りつつ、今季の首位打者復活とチームのリーグ3連覇、2年連続日本一達成への強い意欲を示した。
同町での合同自主トレは今春で9年連続。球団の垣根を越えて集まった実力派選手8人が参加している。メンバーは近藤選手を中心に、千葉ロッテの藤岡裕大内野手、オリックスの西川龍馬外野手、石川亮捕手、平沼翔太内外野手、オイシックス新潟の渡邉諒内野手、広島の大盛穂外野手、ヤクルトの武岡龍世内野手(初参加)ら。天城町総合運動公園野球場と同屋内練習場を拠点に、21日まで汗を流す。
この日の公開練習には、福岡県を中心に新聞・テレビ局など13社約30人が取材に訪れた。午前8時半から体育館でのストレッチやピラティス器具を使った体幹トレーニング、センサー機器を用いたビジュアルトレーニングを実施。その後、野球場外野でのダッシュや屋内練習場でのフリーバッティングなどが行われ、近藤選手の力強い快音に報道陣の視線が集まった。
会見で近藤選手は、腰痛や脇腹痛の影響で昨季は75試合出場にとどまったことに触れ、「143試合フルでグラウンドに立ち続けることの重要性を痛感した」と語った。現在の状態については「単なる筋力アップではなく、けがにつながらない正しい体の動きをテーマに、トレーニングを見直している」と順調さを強調した。
今季の目標については「チームのリーグ3連覇、そして2年連続日本一に貢献すること」と力を込めた。3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での侍ジャパン選出にも意欲を示し、「選ばれた時に100%のパフォーマンスを発揮できるよう、まずは健康な体で臨みたい」と前向きな決意を語った。

