伊仙町議選告示

町内遊説で離合時にエールを送り合った伊仙町議選の選挙カー=20日午前9時過ぎ、同町内

定数14に15人立候補
25日投開票、少数激戦もよう

 【徳之島】任期満了に伴う伊仙町議会議員選挙が20日告示され、定数14に対し、現職12人、新人3人の計15人(いずれも無所属)が立候補した。前回選同数による少数激戦もようとなり、各陣営は農繁期の合間を縫った5日間の運動で支持を求め、25日の投開票で町民の審判を仰ぐ。

 立候補届は20日午前8時半から町役場(町議会委員会室)で受け付けられ、予想の15陣営が届け出た。届け出順をくじで決定後、候補者ら陣営は「選挙の七つ道具」を受け取って自宅や仮設の選挙事務所前などで出陣式。「町づくりの根幹は人づくり」「公平公正な町政の実現」「農業立町へ農政の充実」などを訴え、必勝を期す「ガンバロウ」三唱で町内遊説をスタートさせた。

 立候補者の出身・在住地区別(中学校区別)では中部地区が7人、西部地区5人、東部地区3人。中部が前回より1人減、東部が1人増に。前回選挙と同様「選択肢の少ない少数戦」の構図だが、関係者の間では「安全圏の得票数は250票以上」とも。地縁・血縁票を基盤に限られた浮動票の獲得を巡る草の根の選挙戦が展開されている。

 昨年5月、前町長の任期途中辞職に伴って行われた町長選の流れを背景に、今回の町議選候補は「現町長派9人、反対派6人」との見方もあり〝ねじれ町議派閥〟の解消は必至の情勢。国トップクラスの出生率「子宝の町」の一方での人口減、サトウキビや畜産を中心とした基幹産業(農業)の高齢化・担い手不足など構造的問題、未完の役場新庁舎―など課題が山積する同町。これら政策に加え、「まずは当選圏内入り」を最優先する戦いを繰り広げている。

 期日前投票は21日から24日(午前8時半~午後5時)まで町役場4階町議会委員会室。25日午前7時から午後6時まで町内8会場で一斉に投票、午後8時から役場(町議会本会議場)で即日開票される。

 1月19日現在の選挙人名簿登録者数は4976人(男2522人、女2454人)。