EWの業務課題解決を

EWの業務課題解決を

入浴設備の説明を受ける学生たち(21日、奄美佳南園)

情報処理専門学校生が介護事業所見学

奄美情報処理専門学校(福山洋志校長、学生28人)は21日、奄美市内の福祉施設2か所を見学した。社会福祉法人聖隷福祉事業団「奄美佳南園」と大島郡医師会介護老人保健施設「虹の丘」を各14人が見学。施設内の設備や職員の業務内容などについて説明を受けた。

同校は文部科学省委託業務「島嶼(しょ)部の課題解決に寄与するため、DX(デジタルトランスフォーメ―ション)を駆使できるエッセンシャルワーカー(EW)の人材育成プログラム開発事業」の実証校に選定。エッセンシャルワーカーの業務課題を見つけ、DX活用による解決策を模索することを目的に施設見学を行った。

奄美佳南園では在宅・福祉奄美ブロック運営管理室の村田勇樹室長が施設内を案内。学生たちは入浴設備や見守りシステム、ナースコールなどを見学し、エッセンシャルワーカーの業務内容や課題などを確認した。

エッセンシャルワーカーとは、社会生活を維持するために不可欠な仕事に従事する人。医療・福祉分野で働く人や教育・保育を担う専門職などのこと。

同校の中島昊太郎さん(2年・20)は「見学前は業務は人力で事務的に業務をこなしていると思っていたが、職員も入所者も笑顔で生き生きとしていることに感動した」と見学した感想を話し、「AIを活用することで、更に入所者と職員が関わる時間を増やせる可能性があると感じた」と語った。