衆院選 12日間選挙戦突入

12日間の選挙戦がスタート。県内小選挙区では3人が立候補した2区の出陣式

県内4選挙区13人立候補
2区は三つどもえ 谷山地区で第一声

 第51回衆院選が27日公示され、2月8日の投開票に向けて12日間の選挙戦に突入した。自民、日本維新の会両党による連立政権の枠組みの是非、消費税をめぐる姿勢など物価高対応を含む経済政策などが争点。県内の4選挙区には計13人が立候補、このうち奄美群島が含まれる2区は3人が立候補し、大票田・鹿児島市谷山地区で第一声を上げた。前職に新人2人が挑む三つどもえとなっている。

 県内選挙区の立候補届け出の受け付けは午前8時半から鹿児島市の県市町村自治会館であった。各陣営は選挙区ごとにくじ引きで届け出順を決めた後、県選挙管理委員会に事前提出していた書類の審査を済ませ、腕章や表札など選挙のいわゆる「七つ道具」を受け取り、出陣式会場へ向かった。

 県内選挙区別の立候補者数は、1区に4人、2区に3人、3区に2人、4区に4人。党派別では自民が前職3人・元職1人の計4人、中道改革連合が前職2人、国民民主党が新人1人、共産党が同2人、参政党が同3人、社民党が同1人。

 立候補者は、2区が参政新人で元横浜市議・高橋徳美氏(56)、共産新人で党県委員会書記長・松崎真琴氏(67)、自民前職で財務大臣政務官・三反園訓氏(67)=届け出順=。前職の三反園氏は3期目、高橋氏と松崎氏は初当選を目指す。

 高橋氏は徳之島出身で、昨年まで横浜市議を4期14年間務め、都市計画道路の推進や児童虐待の防止条例の制定などに関わった。県議を4期16年間務めた実績がある松崎氏は、国政選挙は今回で5度目の挑戦。党の中央委員も務めており、政権批判票を取り込む。三反園氏は2回の衆院選は無所属で当選を重ねたが、初の自民公認での選挙。高市内閣での財務大臣政務官としての実績を掲げる。

 3氏は公約で「行動力で鹿児島・奄美を元気に!」(高橋氏)、「暮らし・平和・人権を守る」(松崎氏)、「現場に寄り添った政治創出」(三反園氏)を柱に、奄美群島に対しての政策も示している。

 投開票日は8日だが、瀬戸内町の請島、与路島などは7日投票の1日繰り上げとなる。2区の選挙人名簿登録者数(26日現在)は32万2543人(男15万2317人、女17万226人)。

 他の選挙区の候補者(届け出順)は次の通り。

 【1区】自民前職・宮路拓馬氏(46)、参政新人・牧野俊一氏(40)、共産新人・小山慎之介氏(42)、中道改革連合前職・川内博史氏(64)。

 【3区】中道改革連合前職・野間健氏(67)、自民元職・小里泰弘氏(67)。

 【4区】参政新人・桐原郁生氏(57)、国民民主新人・中村寿氏(59)、社民新人・伊藤周平氏(65)、自民前職・森山裕氏(80)。