衆院選 短期決戦後半戦へ

鹿児島2区に立候補している参政新・高橋徳美氏、共産新・松崎真琴氏、自民前・三反園訓氏=届け出順=

2区3陣営、奄美入りも

 物価高が続く中、消費税の減税政策や経済対策を軸に、外交安全保障、外国人政策、子育て支援などを争点とした短期決戦の衆院選は、8日の投開票へ後半戦に入った。計13人が立候補している県内4選挙区のうち奄美群島が含まれる2区は、3期連続当選を目指す前職に新人2人が挑む三つどもえとなっており、2陣営が来島するなど奄美でも活動を繰り広げている。

 県内選挙区立候補者の党派別内訳は、自民4人、中道改革連合2人、国民民主1人、共産2人、参政3人、社民1人。選挙区別は1区4人、2区3人、3区2人、4区4人。新旧別は前職5人、元職1人、新人7人。

 2区の立候補者は、参政新人で元横浜市議・高橋徳美氏(56)、共産新人で党県委員会書記長・松崎真琴氏(67)、自民前職で財務大臣政務官・三反園訓氏(67)=届け出順=。今回初の自民公認となった三反園氏が優位な情勢で、高橋氏と松崎氏が追う展開だが、大票田・鹿児島市谷山地区の無党派層の動向が当落に影響を与えそう。

 「行動力で鹿児島・奄美を元気に!」を公約に掲げる高橋氏は、徳之島出身。「離島で人が住み続ける。これが一番の国防」として離島政策では、▽航空運賃の引き下げ▽子育てしやすい環境と教育の充実▽港湾などインフラ整備や民間主導でのまちづくり―など示す。「暮らし・平和・人権を守る」を掲げる松崎氏。公約で示している政策は、▽奄美群島で進められている基地強化や繰り返されている日米合同演習をストップさせ、決して戦争しない日本を目指す▽消費税の廃止▽社会保障費増で年金引き上げ▽教育予算増額―など。「暮らしを守ります!!」を掲げる三反園氏は、奄美への政策として▽物価が高く、その是正に取り組む▽畜産やサトウキビなどの生産農家の営農継続へ支援▽医療・介護体制の充実▽世界自然遺産を守りながらインフラの強化▽沖縄との交流促進―など挙げている。

 公示後の来島は、最初に松崎氏が1月28日に奄美大島入り。高橋氏は同31日に奄美大島、翌日には定期船で徳之島など他の離島でも活動した。三反園氏は3日に予定しており、奄美大島で遊説する。

 他の選挙区の候補者(届け出順)は次の通り。

 【1区】自民前職・宮路拓馬氏(46)、参政新人・牧野俊一氏(40)、共産新人・小山慎之介氏(42)、中道改革連合前職・川内博史氏(64)。

 【3区】中道改革連合前職・野間健氏(67)、自民元職・小里泰弘氏(67)。

 【4区】参政新人・桐原郁生氏(57)、国民民主新人・中村寿氏(59)、社民新人・伊藤周平氏(65)、自民前職・森山裕氏(80)。