徳之島3町で8割近く占める
~セグロ危機~
県は25日、奄美地域でのセグロウリミバエ(主にウリ科の果菜類・果実の重要害虫)の確認状況を発表した。1月14日から今月16日まで1か月のまとめで、新たに7市町で91匹を誘殺した。前回(昨年12月9日~1月13日)の60匹から31匹増加。徳之島3町での誘殺が目立ち、全体の76・9%と8割近くを占めている。
経営技術課によると、奄美地域に設置している調査用トラップ(わな)での誘殺数。市町村別にみた場合、最多が伊仙町(41匹)で、次いで徳之島町(17匹)、天城町(12匹)となり、3町計は70匹。前回に続き2桁の誘殺数は3町のみ。喜界町を除く11市町村合計の誘殺数は1299匹。
徳之島の誘殺数の多さについて農林水産省門司植物防疫所は「沖永良部島や与論島に比べて寄主植物の除去が遅かったからではないか」とし、「気温が上昇すると活動する数が増えてくる。見慣れない虫や普段とは異なる農作物被害などを見つけた場合は、関係機関に連絡を。ウリ科植物の適切な管理と防除をお願いしたい」と呼び掛けている。
確認を受けての初動対応はトラップや寄主果実の調査、ベイト剤による防除、寄主果実などの除去、誘殺板などによる防除が進められる。
なお、寄主果実調査で幼虫などの寄生が確認されたのは7市町村。昨年9月8日に天城町で確認されて以降、新規はなし。

