看護福祉専門学校46人が卒業

看護福祉専門学校46人が卒業

学生生活を支えた家族への感謝を述べる卒業生(5日、奄美市名瀬の奄美看護福祉専門学校)

「医療・介護連携の礎になって」

奄美市名瀬の奄美看護福祉専門学校(向井奉文校長)で5日、第29回卒業式があった。医療・福祉・幼児教育の未来を担う卒業生46人(看護学科35人、こども・かいご福祉学科11人)が、3年間の学びを終え新たなステージへ旅立った。

同校は1995年、旧・名瀬市(現・奄美市)の依頼を受け、宮崎県の学校法人日章学園が開校。卒業生は、奄美群島や沖縄県などを中心に全国に就職しており、各分野の人材育成の拠点となっている。

式では、卒業生の名前が一人ずつ呼ばれ、両学科の代表者が卒業証書を受け取った。

向井校長は「医療・介護の進歩は止まることはない。学生生活の3年で会得した勇気でその進歩に掉(さお)さしてほしい。困難を抱えた人の力になり、次世代のリーダーとなってください」とはなむけの言葉を送った。

来賓の稲源一郎大島郡医師会会長は「医師会は現在、地域包括ケアの確立に取り組んでいる。目標を持ち、連携の役割を果たす人材に成長してほしい。世のため、人のために、医療と介護の礎となることを期待する」と祝辞を述べた。

宮崎県から入学、入寮して学生生活を送った看護学科の山下舞桜(まお)さん(24)は「東京の病院への就職が決まっている。なんでもてきぱきできて、患者に頼られる看護師になりたい」と話した。

福祉学科の福島彩さん(21)=大島高出身=、重信夢月(ゆづき)さん(21)=奄美髙出身=は、「楽しかった。でも苦しかった。1年の初めにやめようと思った。励まし合って、気づいたら3年たっていた。市内で保育士として働く。優しく頼られる先生になりたい」と目を輝かせた。 

卒業生は、1月の介護福祉士、2月の看護師国家試験を終え、結果を待つ身。寺師敬子副校長は「毎年就職率は100%」と自信をのぞかせた。