ReoNaさん凱旋ライブ

奄美大島での凱旋ライブを成功させたReoNaさん(地元からの出演者と共に)

あやまる会のメンバーは、シマ唄や踊りなどで会場を盛り上げた

古里の「きょら」国内外へ
笠利町

 奄美大島出身のアニソンシンガーReoNa(れおな)さんが7日夕、奄美市笠利町用安のCamp&Music、Koya野外特設ステージで凱旋(がいせん)ライブとなる「ReoNa Free Live 2026 in 奄美大島『シマユイあまみ』」を開いた。動画投稿サイト・ユーチューブを通して生配信され、古里の「きょら」を国内外に届けた。

 会場では、グッズ販売、CD販売ブース、フードドリンクに加え、フォトスポット(ガジュマルの大木)などがあり、入場ゲートを前にファンが楽しめる時間もあった。

 ライブでは珍しく、幕開けとして、「あやまる会」のシマ唄や「あんなこと」のクイズ、「あらしゃげ会」による八月踊りなどで地元出演者が盛り上げ。その後、ReoNaさんが手踊りの六調(ろくちょう)で登場した。

 ステージでは床に砂浜が再現され、用安海岸をバックにReoNaさんが歌い始めると大勢の来場者らはくぎ付けになった。第一声は「ようこそ奄美へ」「ただいま奄美」とあいさつ。

 シマグチで歌詞を書いた「ネリヤカナヤ~美(きょ)ら奄美~」は奄美の海を意識した曲。美らとはシマの方言で「きれい」という意味。初めての自然の中でのライブに「海見えますか?」と問い掛け、奄美の自然の美しさを島外からきた大勢のファンにアピールした。   

 2018年にデビューして7年間、これまでの歩みを歌で再現。曲の合間には、来場者らに「これから来る人もいるかもしれないので、みんなが見れるように結(ゆ)いの心、結いの精神をもって最後まで楽しんでほしい」と語る場面もあった。

 幼少期に祖父にかわいがられたReoNaさん。大好きだった祖父とガジュマルの木が結びついているという思いから出来た「ガジュマル」の曲はテレビアニメ「シャングリア・フロンティア」のエンディングに採用された。日が落ちる頃、約10曲歌い終わったライブは終了。

 名瀬から来ていた田口七彩(ななせ)さん(25)は「アニメが大好きでデビューしてからずっとファンだったので夢みたい。グッズやCDなども買った。会場で仲良しになった2人と最後まで楽しみたい」と話した。

 ライブを終えたReoNaさんは「島を離れてつないできた曲たちを古里で歌えたことは、いつもと気持ちが違う感じがした。第2回『シマユイあまみ』をぜひ開催したい」と意欲を見せた。