伊集院高校演劇部 21日、奄美市川商ホール
全国高校総合文化祭で優良賞などに輝いた、日置市の伊集院高校演劇部(上田美和顧問、部員26人)の「奄美公演」(同部受け入れ実行委員会主催)が21日、奄美市名瀬の奄美川商ホールで開かれる。奄美群島の日本復帰運動を巡る創作劇「朝は明けたり」、ハンセン病問題を描いた「そのひとの名前」を2本立てで上演する。担当者は「奄美でも思い入れのある2作品。多くの人に足を運んでほしい」と呼び掛けている=写真=。入場無料。
同部は、3年連続で全国総文祭に出場する実力派の演劇部。作品は共に実話を基に描いたもので、脚本を手掛ける顧問の上田教諭が奄美大島などで調査・聞き取りを行い、着想を得た。
午前の部は、昨夏の全国総文祭で優良賞と制作脚本賞を獲得した「朝は明けたり」を再演する。奄美に密航し、復帰運動を全国に伝えようと奮闘したラジオ局員らを部員が熱く演じる。
午後の部では、98年に熊本地裁で提訴された国賠訴訟をテーマした劇で、昨年12月の演劇九州大会で最優秀賞の輝いた「そのひとの名前」を披露する。過酷な運命に翻弄(ほんろう)される元患者や療養所職員らがみせる不屈の精神に、圧倒的な演技力で迫る。
上演は、午前の部が午前10時、午後の部が午後3時に開演。開場は共に開演30分前から。前座では、奄美高校郷土芸能部、大島高校生徒らも登場を予定している。
問い合わせは、同実行委(担当・保さん)電話090・3192・0464へ。

